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暑すぎて外に出てるだけでがりがりHPが削られるのですが……

お久しぶりです!
うん、色々とお久しぶりに黒紫色の理想できました。相変わらずぐでぐでしてます。
構想はできているのですが筆がなかなか動かなくて……

大学の方で卒業できるか否かかなり際どいラインを辿っているため、しばらくの間掲載できませんでした(←言い訳w
とりあえず前期の履修科目に決着をつけたのでがりがり書いて掲載。
内容的には言うまでもありませんね。



さらに引き伸ばしてしまいました(*ノ∀`)ペチンッ


ちょっと直したら多分なろうの方でも掲載します。
小説は一晩寝かせないと作者本人には出来がわからないものだとか言いますしね。
クオリティがかなり落ちていると予想されるのでそこらへんもどうしていいか……


以下、コメント返しです。
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黒紫色の理想:第三十八話

 
 どうしてこの世界は思い通りにならないのか。
 俺ほどの優秀な頭脳、優秀な肉体、そして強運を持ってしてさえ今まで事物が納得のいくものになったことはない。
 憑依を解いた瞬間ぶっ倒れた繊細な死神は今はベッドの中。血を洗い流すのに大分時間を食ったが、それなりの緩衝時間を経てさえ気分がよくなる兆しはなく、今も何事か悪夢にうなされている。
 先ほど夢を覗いてみたが、何たいしたことはない一般的な悪夢だった。何か血の海の真ん中で複数の半端に崩れている人間に組み付かれる夢。ただの夢。
 
 とりあえず命に別状はない。
 だがしかし足を引っ張ってる事には変わりない。
 
 元々二名しか供を連れてきてないのに、その数少ない供の一人が、人殺しただけで倒れるとかどんだけさ。
 生まれた時からLVが高いとそれに相応しい精神が伴っていないという事を理解させられた一件だった。仕方ない、シルクにKillingFieldの分まで働いてもらう事にしよう
 
 
「シーン様、これからどういたしましょう?」
 
 さきほどまでKillingFieldの看病を行っていたシルクが戻ってきて俺に尋ねる。
 
「どうする、とは?」
 
「いえ……その……一人倒れてしまいましたが……」
 
 なるほど……その事か。
 
「このまま会議に出席する。KillingFieldのあれはおそらく一時的な物だから会議が始まるまでによくなってるだろう」
 
 トラウマか何かにはなっているかもしれないが、そこらへんは俺の関知するところではない。
 大体死神なんて大層な称号を持っているくせに人の死にショックを受けるなんて誰が想像できようか。
 未来の俺もそこらへんの所をちゃんと教えてくれればよかったのに。
 
 幸いな事に、会議は明日からだ。
 いくら悪夢を見るほど精神的にダメージを受けてるとしても、身体は全然健康状態なんだから何とかなるだろう。
 
 
 
 それにしても……近いうちにちゃんと人の死に慣れさせておかないとな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
第三十八話【聖域と俺とは無関係な事件の話】
 
 
 
 
 
 
 
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