今月も更新率が月2になりそうなので適当に書き綴ってみた。

続くかどうかは……知らない!


暇人以外はスルー推奨。
ファンタジー路線。ヒロインは口下手痩身最強系ポニテ美少女。
スキルとかレベルとかクラスとか大好きな人が読むと面白かったり面白くなかったりするかもしれない。
主人公のみ一人称
ただ漠然と生きる者達の話。
 

 特殊性無気力症候群。

 そう呼ばれる精神的な疾患があった。

 この世の全てに飽き、ただ漫然と生を教授する事に甘んじる者。

 統計によると、各国で合計して一年に5?10人の特殊性無気力症候群疾患者が現れるらしい。

 その者達は、だが俗NEETとは一線を画した存在にある。

 彼等は、人生の厳しさ――世間の荒波に負け、逃げたのではなく、





「俺らはぁ、この世界に絶望してんだよ。あまりにイージーすぎるんだ。何もする気もなくなるってもんだろ? あんたらみたいな連中には一生理解できないだろうけどな。ひゃーっはっはっは」



 彼等の内の一人が漏らした言葉だ。



 彼等は云わば生まれついての強者だった。
 人間という種族に生まれついたにも関わらず、その身にハイスキルと呼ばれる常軌を逸した力を宿す者達。
 その力故に彼等は、皆それぞれ時期は異なるものの、人生に飽きこの世を憂いただ漠然と生きているだけのモノになる。

 それだけなら何も問題はなかったが、一つの短所により、彼等は人類にとって負債と言うに足る存在となってしまった。

 有り余る力。その力を世のため、人のため、正義のために使ってくれればどれだけ人類が進歩するか。
 戦乱の世。魔王に率いられる魔族と呼ばれる異種族と人族が各地で争い、覇権を争う時代。
 種族の基本的なスペック差により、劣勢を余儀なくされている今その力を余すことなく使えたら――世界を人族が統治できるかもしれない。

 問題は、その考えが所詮幻想、妄想の類でしかない事だ。
 彼等は決して他者の諫言に惑わされることはない。善も悪もなく、ただ自分の欲求――何もしたくないという欲求にのみ正直だ。
 何が彼等をそう変えるのか、原因は分からない。もしかしたら元々人間が力を持つとそうなるものなのかもしれない。ともかく、人族はその負債を何とかする必要がある。ただのニートよりもよほど厄介な存在だ。


 人類は、長き苦悩の末、彼等を一つところに閉じ込めることに決定した。
 彼等は興味さえあれば何でも躊躇うことなく実行する。
 面白そうだからという理由で人族を裏切り魔族側についたものすらいる。その時の被害は人類にとって無視できるほど軽いものではなかった。

 いつ爆発するか微塵も分からぬ強力無比な時限爆弾。
 各地に分散させておくよりも一つ所に纏めておいた方がいいだろう。




 そして――




 人領の中――各国のどの領地にも属さない空白地域。数千メートル規模の険しい峰に囲まれた黒金の城。


『灰の塔』



 現在、そこには二百人近くのハイスキル所持者が収容されている。
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15:
プロローグと一話は同じじゃないか?

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